「ほめる」ことの是非

ほめちゃダメ?

先日、模擬の参加者からほめることについての意見があり、他の参加者を交えて議論をしました。

でてきた意見
  • ほめることは評価である(自叙伝的反応?)
  • 上から目線

では、書籍『7つの習慣』では「ほめる」ことについてどのように扱っているのでしょうか。

? 書いてない??

『7つの習慣』には「ほめる」ことについて記載がないように思えます。

もしかしたら『7つの習慣 ファミリー』などには記載があるかもしれませんが現在手元にないのでわかりません。

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一方で「評価」についてはいくつかの記載がありました。

Win-Winの実行協定として以下の五つの要素が定義されています。

Win-Win実行協定 5つの要素
  1. 望む成果
  2. ガイドライン
  3. リソース
  4. アカウンタビリティ
  5. 評価の結果

この五つの要素を満たすことによって

自分の仕事の結果が成功かどうなのかを一人ひとりが自分で判断できる。

『7つの習慣』p.319-l.5

とあります。

また下記のように

本人が本人を評価するほうが、他人が本人を評価する要理もずっと人間性を尊重しているし、本人も精神的に成長する。信頼関係さえできていれば、自分で評価するほうがはるかに正確でもある。

『7つの習慣』p.319-l.14

他人の評価ではなく自分で評価することを推奨しています。

その他の書籍では

岸見一郎・古賀史健 著『幸せになる勇気』にも似たようなことが書かれてあります。

ほめられることでしか幸せを実感できない人は、人生の最後の瞬間まで「もっとほめられること」を求めます。その人は「依存」の地位に置かれたまま、永遠に求め続ける生を、永遠に満たされることない生を送ることになるのです。

『幸せになる勇気』p.152-l.4

自らの意志で、自らを承認するしかない

『幸せになる勇気』p.152-l.8

つまりほめる行為自体が他者を「依存」に追いやってしまうのかもしれません。

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では、どうやって?

フィードバックをするのが良いのでしょうか?

コヴィー博士の『エッセンシャル・リーダーシップ』には

一対一の状況でフィードバックを与えるもっともよい方法は、相手についてではなく自分自身のことについて話すことだ。相手を非難したり、評価したり、レッテルを貼るのではなく、その状況について自分が感じていること、心配していること、認識していることについて話す。

『エッセンシャル・リーダーシップ』p.191-l.14

とありました。

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ここら辺も引用しながら参加者達と議論を重ねた結果、感謝するのが良いのではないかと言う結論に至りました。

これなら評価はしていないですし自分のことを話すと言うのにも合致します。

後日、他のファシリテータ達にも問いかけてみましたがやはり「感謝」することが良さそうでした。

結論

もしかしたら、どこかにドンピシャな記載があるのかもしれませんが今回の議論の中での結論としては

Win-Winの実行協定を明確にし、その結果を受け入れ、感謝をする。

そして、新たな実行協定を結ぶ。

この繰り返しが良さそうです。

ネガティブフィードバックもありだよ

Win-Winの実行協定の5番目評価の結果については

評価の結果として、良いことも悪いことも具体的に話しておく。

『7つの習慣』p.236-l.13

「評価の結果」とは、協定を履行した場合に得られるもの、履行できなかった場合に得られないもの、あるいは失うものを意味する。それは必然的な結果であり、上司の独断と偏見で与えられる報酬や懲罰ではない。

『7つの習慣』p.325-l.3

とあります。

つまりマイナス評価は否定されていません。

実行協定の五つの要素を本人が自己評価できるよう具体的に定義しそれを実行・評価したことについて感謝をするということですね。

 

Today’s Quote !!

Win-Win実行協定を確立することがマネージャのもっとも重要な仕事である。実行協定ができていれば、スタッフはその取り決めの範囲で自分の仕事を自分で管理できる。

『7つの習慣』p.324-l.13

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