私たちは何にでもなれる
コンフィデンスマンJP プリンセス編
なりたいものになれる
本物も偽物もない
信じれば、それが真実
在りたい姿は、決めた瞬間に訪れる
冒頭のセリフは映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」の中で繰り返されたセリフです。
今回は身寄りのない内気な少女コックリ(関水渚)のシンデレラストーリー。
最初は自分は偽物だという信念から、ビクビクした行動が表に現れていました。
しかし、今までにできなかった勉強や経験ができることに喜びを感じ、身の危険を感じながらもプリンセス役をやり続けることを自ら決断します。
その頃から状況が変わっていきます。
プリンセスになりきり、プリンセスとして振る舞う。
「本物も偽物もない。信じれば、それが真実」
彼女がプリンセスになった瞬間でした。
闇を照らす光となる
プリンセスとして振る舞うようになってから周りに対する態度も変わっていきました。
嫌がらせをしてくる義兄弟には彼らが望むものを与え、彼らの心を動かしていきます。
そしてそれは、一家を殺そうと企む者にさえ及びます。
その姿に、ウエイン・W・ダイアーの『思い通りに生きる人の引き寄せの法則』の一節を思い浮かべました。
暗い部屋は、明るい部屋より低エネルギー状態にありますが、そこに蝋燭が灯ると、高エネルギーをもつ光によって闇は消え、かつ光へと変えられてしまうのです。
『思い通りに生きる人の引き寄せの法則』
妬みや恨みを持った人たちに、彼女は光で応え、周りを変えていってしまいました。
ダイアーは上記に続く一文で、以下のように言っています。
高エネルギーである愛は、低エネルギーである憎しみを愛に変える力があります。
彼女の振る舞いは「愛」そのものであり、それ故周囲の憎しみも愛に変えられたのでしょう。
この映画は愛と自分を信じることの大切さを説いたものだなぁと感じました。
素直に良い映画に出会えたなと思えます。
それにしても、「こんなところから騙されていたんだ!」と思えるような最後に、シリーズらしい納得感を得られました。
Today’s Quote !!
私は変わることができる。過去の記憶に頼って生きるのではなく、想像力を働かせて生きることができる。過去ではなく、自分の無限の可能性を意識して生きることができる。
『7つの習慣』p.130-l.12