一期一会

一期一会

茶道に由来する日本のことわざ・四字熟語。茶会に臨む際には、その機会は二度と繰り返されることのない、一生に一度の出会いであるということを心得て、亭主・客ともに互いに誠意を尽くす心構えを意味する。茶会に限らず、広く「あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ないたった一度きりのものです。だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう」という含意で用いられ、さらに「これからも何度でも会うことはあるだろうが、もしかしたら二度とは会えないかもしれないという覚悟で人には接しなさい」と戒める言葉。
Wikipedia「一期一会」

今を生きる上で、この一瞬一瞬を大事にするということ。

上述のとおり、これは人間関係にも当てはまる。

特別な機会に会う人であれば心持ちも違うかもしれない。

しかし、日常にいる人々、家族や友達、会社の同僚に対してはどうだろうか。

その人達が自分のそばにいることが当たり前の世界は、本当に明日も当たり前だろうか？

事件や事故に巻き込まれるかもしれない。

急病を発するかもしれない。

何かしらの事情で会えなくなるかもしれない。

対象が多い分、これらは可能性としては決して少なくないのではないだろうか。

今日で最後かもしれない

明日は会えないかもしれない

という気持ちになった時に

今最高の関係で別れることができているか自問して欲しい。

もし喧嘩しているとしたら、そのままでもいい？

明日伝えればいいかと思っていることはない？

なんとなく先送りにしている話はない？

寝る前に「おやすみ」と最高に愛情を注いで言えただろうか？

日々是好日

普通に生活をしていることの幸せ。

でもその幸せは明日も普通に続くのかはわからない。

だからこそ

今この瞬間を大切にし、今この瞬間の人間関係を大切にしましょう。

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人生における最大の嘘、それは「いま、ここ」を生きないことです。
『嫌われる勇気』p.275-l.16

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P.S. 2018/08/12

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