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感情の箱にスペースを作る「ぐるぐるワーク」

ついつい
感情的になってしまうことって
ありますよね。

いつもは我慢できたり
時間をおいて落ち着けたりできても
時にはどうにも我慢できず
爆発してしまうこともあります。

私たちは
あらゆる感情が入る箱を
持っています。

この箱の中に
日々どんな感情を入れているかで
私たちが
ポジティブに振れるか
ネガティブに振れるかが
変わります。

怒りっぽい人は
普段から
いろいろなものに対して
イライラしたり
文句を言ったりと
怒りの感情を
詰め込んでいきます。

そして
この箱に
感情が入らなくなって
溢れたとき
その感情を抑えられなくなり
爆発してしまいます。

また
この箱に感情が
たくさん詰まっていると
いくら反省して
良い感情を持とうと思っても
なかなか入りません。

今持っている
不要な負の感情の代わりに
別の良い感情を入れたければ
不要なものをまず取り除く
必要があります。

良い感情を入れるためのスペースを
作るのです。

そのための一つの方法が
「ぐるぐるワーク」
です。

このワークは
不要な感情を
簡単に外に放出する
ことができます。

やり方は以下の通りです。

ぐるぐるワーク
  1. 紙を1枚用意する
  2. 好きなペンでぐるぐると円を描きながら、不要な感情を吐き出す
    • ブツブツ言いながら描くと良い(周囲に注意)
    • 放送禁止用語でも倫理的にNGなワードでも何でもOK(周囲に注意ね)
    • 捨てたい怒りや文句、恨みつらみ、嫉妬、過去の失敗など言葉を選ばずブツブツと(本当に周囲に注意)
    • 何も出てこなくなるまで延々とブツブツ言いながら円を描き続ける
  3. その紙を燃やす(火災報知器に注意)
    • 燃やせなければ細かく破いて捨てる

たったこれだけです。
非常に簡単ですが
実施にあたって
いくつか注意点があります。

PCのメモ帳に書いて消す
という方法もありますが
物理的なものに転写する方が
効果的と言われています。
デジタルとリアルの違いと似ていますが
紙に描いたほうが
臨場感が湧くからです。

円を描くのではなく
言葉を書き連ねる
でも良いですが
筆記している間に
過ぎ去ってしまう想いも
出てきます。
取りこぼしが発生しないように
想い至ったことをブツブツ言いながら
円を描く方が良いでしょう。

紙は確実に捨てましょう。
転写して捨てることで
その出来事・想いが
完了します。
未完の出来事・想いが
私たちの心を重くします。
感情の変遷を
取っておきたい人も
いるかもしれませんが
日記とは違うので
綺麗サッパリ捨てて
いらない感情は手放しましょう。

2回目は翌日か3日後
3回目は1週間後
それ移行は月次で
ぐるぐるしましょう。
最初に出てくる感情は
表層的なものです。
心の奥深くにある感情が
捨てられるまでには
何回かかかります。
一旦きれいになれば
あとは月次でホコリを払う程度でも
大丈夫です。


ぐるぐるワークで
感情の箱にスペースができれば
あとはそこに
入れたいものを入れていく
ことができます。

しかし
もともとの負の感情を入れたのは
他でもない
「あなた」
だということを
忘れてはいけません。

今までと変わらない日常を過ごしていたら
いつの間にか
空いたスペースが
また負の感情で埋まってしまう
かもしれません。

ぜひこの機会に
あなたの負の感情を増幅させるものから
距離を置きましょう。

SNSやネットの
ただ批判しているだけの投稿や
YouTubeの
炎上目的の動画だけでなく
恣意的に何かを煽るような
TVや雑誌などもあります。

そういったものの代わりに
あなたの心を満たしてくれるものに
触れましょう。
あなたがそう在りたいと思う感情を
創り出してくれるものに触れましょう。

いきなり
聖人君子のような心を
持つことはできません。
しかし
自分が取り込む情報を
変えることはできます。

私も日々気をつけて
努力をしています。

あなたは空いたスペースに
何を入れたいですか?
入れたいものを入れるために
日常の何を変えますか?

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