効果性あっての効率と改めて考えさせられた問い

先日「7つの習慣・実践会」ファシリテータの間で一つの質問がありました。

なぜ、効果性を高めると、今欲しい結果と将来のよりよい結果を得ることができるのか。
効率と効果性の違いは何か?

ファシリテータ

面白い問いかけだなと思いました。

ファシリテータの間でもいくつかの意見が出ており、どれも参考になるものばかりでした。

一般的な定義

では、「効果性」および「効率」の定義とは何でしょうか。

原書ではそれぞれ

  • 効果性:effectiveness
  • 効率:efficiency

と書かれてあります。

辞書を引くと effectiveness は

the fact of producing the result that is wanted or intended; the fact of producing a successful result
Oxford Leader’s Dictionaries:effectiveness

とあります。

僕の英語力ではよくわからなかったので Wikipedia も引いてみると

Effectiveness is the capability of producing a desired result or the ability to produce desired output.
Wikipedia:effectiveness

とあり、effectiveness は「望む結果を生み出すための能力」ということがわかります。

同じく efficiency は「時間やお金をムダにすることなく良い結果を得る基準」とありました。

the quality of doing something well with no waste of time or money
Oxford Leader’s Dictionaries:efficiency

つまり

  • 効果性は望む結果を生み出す能力であり
  • 効率はどれだけ上手に結果を得られるか

ということになります。

書籍の中では

効率的なマネジメントは揃っているけれども効果的なリーダーシップのない状態は、ある人の言葉を借りれば「沈みゆくタイタニック号の甲板に椅子をきちんと並べるようなもの」である。
『7つの習慣』p.125-l.4

とあり、いかに効率よく物事を行っても、望む結果が得られるわけではないのです。

とすると、

効率的に物事を進めるためには効果性(能力)をまず高める必要がありそうですね。

 

全面的なデリゲーションの中では

任せる相手の能力が未熟なら、望む結果のレベルを下げ、・・・

能力の高い者であれば、・・・数値の基準よりも出来栄えの基準を増やせばよい。

『7つの習慣』p.244-l.10

とあります。

相手の能力(効果性)の程度によって、求める基準(効率)を変えなさいという話です。

ここを参照しても、やはり効果性あっての効率と読めます。


最初の問い、

「なぜ、効果性を高めると、今欲しい結果と将来のよりよい結果が得ることができるのか。」

効果性そのものが「望む結果を得るための能力」であるため、高めれば高めるほど良いということになりますね。

そして『7つの習慣』の原題が「The Seven Habits of Highly Effective People」であるように、効果性を高めるには「7つの習慣」を実践するのが良いというわけです。

 

お後がよろしいようで

 

Today’s Quote !!

「7つの習慣」は、効果性を高めるための習慣である。
『7つの習慣』p.57-l.6

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