先日、イラスト思考の松田純先生と、宝地図などで有名な望月俊孝先生の対談を拝聴しました。
題して
新しい変化の時代に自分らしく活躍する!
最高のアウトプット&インプット術
「魔法の読書法」の極意!
望月先生が提唱する「4C読書法」について書かれた『魔法の読書法』について、純先生がイラストをリアルタイムで描きながら対談を行いました。
まず、純先生のイラスト化がすごい。
望月先生が自由に話す内容をどんどんイラストにまとめていく。
これは見ていて面白かったです。
コーチングでこれができたら未来をイメージしやすくて面白いだろうなぁと思いました。
2時間たっぷりと面白くて為になる話を聞けました。
今回の主題は読書についてなので、それに関連する内容をまとめたいと思います。
Youtubeに勝る書籍
望月先生が本にこだわるには理由があります。
今の時代、インターネットやYoutubeなどで様々な情報が得られ、いろいろなことが学べます。
しかし、これらの情報は望月先生曰く「予選を通っていない」玉石混交なものだと。
もちろん良いコンテンツもたくさんありますが、その中から本当に価値のあるものを探し出さなければなりません。
一方で商業出版されている書籍は、出版社が1冊約300万円のコストをかけて、編集者のプロの目が通っているもので、一定の品質は担保されているのです。
行動するための読書
では、すべての書籍が読者にとって有用かというとそうではないと言います。
人によって今読むべき本もジャンルも変わる。
だからこそ、どの本を時間をかけて味わうのかを見分ける必要があると。
「オーディション・リーディング」と、この自分に合った本を選ぶための読み方を呼んでいました。
本1冊に15分を与え、今の自分に合う本か審査するのだと。
この審査に通った本を時間をかけて味わえばよいのだと。
フォトリーディングのPreviewも、その本を読むかどうかを決める役割を持っていますので、この部分にあたるのかなと。
しかし、望月先生の4C読書法はもう一歩踏み込んで、この15分で「行動する」ための情報を引き出します。
- 1BOOK
- 3Point
- 1Action
- 1Episode
とあるように、1冊の本から、自分がその本を手に取った目的に合致する3つのポイントを抜き出して、1つの行動を計画し1週間(だったかな?)以内に実行する。
最後にエピソードを加えることでストーリーを記憶に刻み込むというもの。
行動に重きをおくのは
読んでも忘れるけれど、実践したものは忘れない
実践することで、本に書かれてあること以上の学びが得られる
本を繰り返し読むことは少ないけれど、実践したもの1つでも習慣化できれば一生モノになる
と仰っていました。(細かいニュアンスは置いておいて)
なので、望月先生の読書法は「速読法」ではなく「速動法」だと。
もちろん、教養書や小説など深く味わう方が良いものもあります。
しかし、ビジネス書や自己啓発書などは実践し、人生を豊かにしなければ読んでも意味がない。
全てのページを事細かに読んで読了感に浸るより、1箇所でも人生をより良くする行動につながる文を見つけ、行動することの方が価値があります。
4C読書法は「味わう」ための読書ではなく「行動する」ためのものなのですね。
そして、その中からこれだと思う本をじっくり読む。
読書というと本の内容を理解しないと思いますが、オーディションだと思って読めば気楽に短時間で必要な情報が抜き出せそうですね。
読み足りないと思ったら、その後読めばよいだけなので。
他にも人生哲学的なお話も多くあり、良い対談を視聴できたと思います。
模写したけど・・・
最後に、純先生のイラストが素晴らしかったので、頭の中がどうなっているのだろうと思い一部を模写。

結果、わからなかった。w
話を聞きながら、ここは絵にして、ここは文字でとかに加えて、文字の色と太さまで考えている。
これらをリアルタイムで判断して描いているのって本当にすごい。
これ、本当にコーチングで使えたらいいだろうなぁ。
4月20日まではこちらから今回の対談の録画と純先生のイラストが見られます。
純先生のイラストはもっと柔らかくてかわいいのでぜひ。