今日は認定ファシリテータ限定の実践会で「相互依存のパラダイム」に参加しました。
参加者はファシリテータだけなので中身の濃い実践会になりました。
今回、シェアの時間に皆の意見を聞きながら以下のようなことをメモしました。
- 無視された時と殴られた時に反応する脳の部位は同じ
- 歪曲・省略・一般化がミス・コミュニケーションを生む
- 相手が自分で決断するのを応援する
無視された時と殴られた時に反応する脳の部位は同じ
今回ファシリレータをしてくださった松脇先生からシェアされた内容ですが、無視された時に反応する脳の部位は、誰かに殴られた場合と同じだそうです。
日常の社会の中では暴力を振るい振るわれるなんてことは滅多にありませんが、相手の話を聞かない、無視する行為は意図的ではなくても割とあるのではないかと思います。
肉体的な痛みがなくても心が傷つく事には違いないということが脳科学の研究でわかっているようです。
たとえ忙しかったとしても「ちょっとだけ待ってもらえる?」と反応を示し、無視をすることは止めようと思います。
歪曲・省略・一般化がミス・コミュニケーションを生む
こちらは1期生の参加者の方がおっしゃっていたことですが、
歪曲は自叙伝的傾聴であり、相手を本当の意味で理解するのではなく、自分の経験に照らし合わせて解釈すること。
省略は自分と相手の知識の量や深さ、前提などを考慮せずに伝えたいことだけを伝えてしまうこと。
一般化は相手の事情を考慮せずに一般論で解釈してしまうこと。
いずれも本当に相手が伝えたいことを理解する上では障壁になるものばかりです。
この3つの罠に陥らないように気をつける必要がありますね。
相手が自分で決断するのを応援する
こちらは同じ2期生の方の意見でしたが、こちらの意図する答えを相手に求めるのではなく、相手が自分で決断できるようにサポートをし、決断することを応援するということ。
応援するというのはとてもポジティブでお互いの関係性をより深めることに繋がるので良い言葉だなと思いました。
今回改めて実践会で書籍を読んでみて、先生や参加者のシェアの中から
Hiro
と思うような箇所が沢山でてきました。
自分では定期的に目を通しているにもかかわらず、まだまだ読めていない部分が多いなと感じました。
今後は単純に読み込むだけではなく、自分の経験や状況に照らし合わせたら、どういう解釈ができるのかを考えながら、時間をかけて読んでいきます。
Today’s Quote !!
相互依存関係で成り立っている社会にあっては、Pに何か問題があるときこそ、PCを高めるチャンスだということである。信頼口座の残高を増やし、相互依存関係の生産力を大きく伸ばすチャンスなのである。
『7つの習慣』p.282-l.8