先日「7つの習慣・実践会」第6回「相互依存のパラダイム」を実施しました。
第I領域と第III領域
前回は第3の習慣「最優先事項を優先する」を実施しましたので、参加者の自己宣誓も第四世代の時間管理をしてみるという感じでした。
実践報告の中で、第I領域が多かっったという点について、その部分は第III領域ですねというフィードバックをしました。
第I領域と第III領域の区分は確かに難しく、自分も最初は悩んでいました。
基本的には自分の価値観に対して重要か、そうではないかで分ける事になっています。
しかし、悩むところとしては、それが自分の職責としてやるべき場合はどうなのかというところでしょうか。
ここについては他人の優先順位なのかどうかが一つの目安だと思っています。
例えば、管理職としてまとめる報告書があるとします。
この報告書を計画的に時間をスケジュールに落とし込んで作成する場合は、そもそも第I領域でもなく第II領域になります。
管理職という役割の中で今週果たす大事なこととして定義されるからですね。
しかし、突然頼まれた依頼だった場合は、誰かがいついつまでに必要だから今作って欲しいという形なので、
Hiro
と断ってしまっても良いわけです。
もちろん、この報告書を出さなければクビになるとかだと、一気に第I領域に昇格することになるでしょうけど。。。
信頼口座は日常的に引き出されるもの
参加者とシェアをしている時に、
参加者
というコメントがありました。
信頼口座は普通の銀行預金と同じものだと思います。
普通に暮らしているだけでも、生活費として口座の残高は減っていくものですよね。
生活の面でも働いて減る分以上の預け入れをします。
なので、信頼口座も減った以上に貯めていく、そして無駄遣いをしないことが大事になります。
ディスカッション多し
今回はディスカッションがこれまで以上に多かった会になりました。
終わったあとの感想でも
参加者
というコメントをいただきました。
このシリーズの参加者はステージが上の方なので、公的成功の領域こそ深く学べることがあるのかもしれません。
ファシリテートをしていてとても大変ですが、いろいろと学ぶことも多いので、ディスカッションを増やしながら参加者に価値を提供できる実践会づくりをしていきます。
Today’s Quote !!
信頼口座がからっぽの状態は、まるで地雷原を歩くようなものだ。言葉一つに気を遣い、相手の顔色をうかがいながら言葉を選ばなければならない。
『7つの習慣』p.258-l.16